JFX LIVE 小林芳彦社長の話 切り抜き 2022.10.10

JFX LIVE 切り抜き
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YouTubeのJFX LIVE(2022.10.10)小林芳彦社長のお話で、投資手法や中長期の見通しなど、何度も復習して見返したいものを抜粋しました。

YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。

日銀介入レート予想

145円90銭近辺:要警戒
146円のミドル:アラートピンポン
147円台:レッドブザーがブーブー
150円手前:かなり高い確率で介入

145円50銭以下で止まっている限りにおいては、介入する口実を満たさない。

前回145円台で介入して、145円85銭でもう1 回入ったら、146円をつけさせたくないと捉えられてしまうかもしれない。

前回高値の145円90銭を超えて、146円台に突入した時、146円ちょうどから146円50銭ゾーン、147円台になれば、介入の可能性が非常に高いだろうというふうに思う。

重要で注目度が高いため、動画の中で何回か解説されています。

YouTubeタイムスタンプ 03:46

YouTubeタイムスタンプ 1:10:00

 

豪ドルの中長期の見通し

リスナーさん

先週から豪ドル円が非常に弱いのですが、何故でしょうか?また92円台に反発しますでしょうか?

豪ドルは対ドルがもの凄く弱い。日足で0.64割り込んできた。

 

月足を見ても、もう1回、0.6を割る方向に動く可能性が高い。チャート的に見てドル買いが非常に強い状況。それまで揉んでいた月足の一目均衡表の下限も割ってきており、チャートの形が非常に弱い。

 

豪ドル円については、今、91円78銭くらいなので、92円台の反発は、十分あると思う。1回91円50銭くらいまで下がったが、ちょっと戻せばあっという間に92円なので。ただ、92円のミドルから上は結構しんどいかもしれない。

YouTubeタイムスタンプ 05:14

 

ポンド円のトレード方法

ポンドは、構大きな値幅で動いたりする。ドル円、ポンドドル、ポンド円のチャートを3つ開いて、ポンド円がドル円とポンドドルのどちらに引っ張られているのか確認する。ポンドドルに引っ張られるケースが非常に多いと思うので、チャートに、ポイントとなるサポートライン、レジスタンスライン、トレンドラインを引いて、見比べてトレードしていくしかない。マーケットが大きく動いている時は、ポジションサイズを小さくして、トレードした方が良いと思う。

YouTubeタイムスタンプ 07:20

全面的にドル買い

対ドルの日足チャートを見ると、移動平均線が上から200日線→90日線→21日線と順番に並んでおり、全面的にドル買いになっている。ただし、ドル円だけは日銀介入の警戒感が強いので、結果的にクロス円が弱くなっている。

ユーロドルは、5分足で見ると0.97532が一番の高値で、そこからズルズル崩れる流れになっており、弱いと言わざるを得ない。

日足を見ても、1回反発したが、パリティのところまで行ってまた下がってきている。

大きなトレンドラインは、移動平均線が上から200日線(オレンジ)、90日線(グリーン)、21日線(ブルーのボリンジャーバンドのセンターライン)と順番に並び、その上に一目均衡表の雲がある。

今、ちょうど日足のローソク足が、ボリンジャーバンドの21日線を割り込んで下がってきている。また、ボリンジャーバンドの角度も下向きで、チャートの形は完全にユーロ売りになっている。

 

ポンドドルの日足も、移動平均線が全部同じ形をしていて、ボリンジャーバンドのセンターライン(21日線)が下を向いており、ユーロドルとほぼ同じようなチャートになっている。

 

若干日足の最後の方が違うが、豪ドル/米ドル、ニュージーランドドル/米ドルも全部、一緒の形になっている。

ユーロドルやポンドドルは、ボリンジャーバンドのセンターライン(21日線)を一瞬上抜けることがあるが、オセアニア通貨は全然それがなく重たい。

要するに、全部ドル買いになっているということだ。

ただし、ドル円だけは日銀の介入警戒感が非常に強くて買えない。だから、他の通貨でドルを買うというのが今の欧州勢ではないか。

そのため、結果的にクロス円が弱くなっていると思う。

ユーロドルの解説の中で、全面的にドル買いになっていることを話されています。

YouTubeタイムスタンプ 20:20

 

日銀介入での下落幅

以前、大蔵省(現財務省)が「1日に3円を超える乱高下は好ましくない」という発言をした。当局がそう言っているわけだから、当時は買いによって3円ぐらいで止まるという認識があった。

私は、未だに介入は3円前後で止まるのではないかと感じている。

前回、確かに介入で5円動いたが、始まったところから5円下まで入ったかどうかは、日銀からの電話を受けたインターバンク以外、誰もわかない。

途中3円前後までしか介入がなくて、それ以降は、ロングポジションのファンドがひっくり返すとか、倍返しするとか、何かしらそういった損切りが損切りを巻き込み、オーバーシュートして5円何十銭か落ちた気がする

今は、以前の大蔵省の言葉がなくて「5円を超える乱高下が好ましくない」に変わったのかどうか分からないが、私はまだ「3円」というのが生きている気がする。次の介入があった時にどこで止まるのか見ていきたい。

146円、147円と上がっていけば、150円の手前ではかなり高い確率で介入があるだろうと踏んでいる。

YouTubeタイムスタンプ 47:18

利を伸ばすにはどうするか?

リスナーさん

利益が伸ばせず悩んでいます。先週の勝率は7割でしたが、結果は大きくマイナス。何度か逆指値に引っかかったのが大きいですが、利益が伸ばせないのも要因です。勝率をもっと上げないといけないし、損切りを早くするとともに、利が乗ったときはもっと伸ばさないといけないと思っています。何かアドバイス的なものはありますでしょうか?

平均足を使って見てみて下さい。

ドル円の60分足のチャートを平均足にすると途中のノイズがなくなり、陰線が陽線に切り替わってずっと伸びる

陽線をずっと引っ張っていて、陰線に変わったら基本的に数本続く。

途中のノイズ無視しつつ、例えば、同じ陰線が出続けているなら、歯を食いしばって少し強めに握ってみる。

例えば、ロングを利食うのならBIDベースで見ればよい。

すぐには出来ないと思うが、平均足を使って少し引っ張る練習をしてみたらどうか。

YouTubeタイムスタンプ 1:05:52

 

日銀介入時のトレード方法

介入があった時に「まだ、これはもう一発来るな」というのが雰囲気的にわかれば戻り売りする。止まって揉み、一時的に弾が来なくて戻ると思ったら、今度は買いから入ってみる。

日銀が銀行にいくらで何本介入するか指示を出してしてバーッと買う。その間は、日銀も銀行員も手一杯になっているので、新たな介入の指示が出せない。

みんなコンファームするので、どんな相場でも大きく動いた後に、フッと止まる時間帯がある。その時は、何も弾が出てこず、ジワジワ戻るため、瞬間的に逆張りできることが多い。

YouTubeタイムスタンプ 1:08:34

 

JFXは、毎週、月・木の18:00からYouTubeでライブ配信をしています。小林社長は、億トレーダーからも絶大な信頼を寄せられており、FXの神様みたいな方です。視聴者からの質問にも丁寧に答えて下さいますので、個人的には有料級の内容だと思っています。
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JFX 小林社長の許可を得て記事にしています

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