2023.2.2のJFX LIVE(YouTube)を抜粋しました。今回は、アジアで安値更新後の値動き及びオプション取引についての解説をしています。短期予想は鮮度が命なので取り上げていません。なお、YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。
アジアで安値更新後の値動き
経験則から言って、アジアで新値更新して安値を付けると、その日の欧州時間にショートカバーするケースがほとんど。
朝の8時くらいから、シンガポールにある米系か何かが「さあ売ってごらん」と仕掛けているのではないか。今朝は、その気になって、128円割れを目指して売ったけれどダメだった。そこで、128.20-30円で買われて、次に戻り売りをしても128.40円が割れずという状況の中で、128.80円を超えたので仕方なく損切をした。このような状況なので、まだ、マーケットはショートだと思う。
YouTubeタイムスタンプ 13:29
オプション(OP)を取引
オプション取引についてご存じない方は、先に下記の記事を読んだ方がわかりやすいと思います。
OPの情報収集方法
オプションの情報は、fxwaveで、毎朝6時くらいにオーダー状況が出てくる。どのあたりに、どういったオプションがあって、大口の売り買いがあるのかというのを通貨ごとに出している。
JFXのMatrixTrader(口座開設すると使える取引ツール)での操作方法は以下の通りです。
YouTubeタイムスタンプ 22:57
OPを使ってどう取引されるか
ドル円130円にオプションを持っている人はこれからどのような行動をするのでしょうか?1円ぐらい離れているので値動きに対して影響は小さいのでしょうか?
オプションで半年とか1年後のものは、ほとんどない。多いのは、月内と1~3ヶ月くらいまで。
それを踏まえて日足を見ていくと、ほとんどの期間がオプションの130円より高いところにある。
例えば、145円、140円の時に130円でドルを買う権利になんかしたら、めちゃくちゃ高くなるので、オプションプレミアムを払ってドルコールを買う必要なんかないと思う。
だから、130円でドルを売る権利のドルプットを買えばディープ・アウト・オブ・ザ・マネーになるので、オプションプレミアムは安くなる。(自分にとって損失となる方向のオプションのため)
145円の時に130円のドルプット(130円でドルを売る権利)なんて使えないと思うが、中には宝くじ的な感覚でオプションを買う人もいると思う。それが、今回、イン・ザ・マネーになったので、128円、127円を買って下に抜けても利食う事が出来る。(何も持たずに128円で買って120円になったら大損になるが、オプションの権利を行使すれば、130円-128円=2円が利益になる)
普段だったら怖くて買えないところを買って、上がったら売ればよい。それで、また下がったら買うというオペレーションをしてくる人がいると思う。
130円のオプションを大量に持っていたら、128円台などで大量に買って押し上げて、上でドカーンと売れば良い。そうしたら、マーケットが崩れるので、また、下で思い切り買う。このように、オプションをバックに売買する使い方がある。
YouTubeタイムスタンプ 23:40
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