2023.4.10のJFX LIVE(YouTube)を抜粋しました。今回は、仲値の「ONとTN」の意味、IMMのネットポジションについての解説をしています。短期予想は鮮度が命なので取り上げていません。なお、YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。
仲値の「ONとTN」の意味
(私がした質問)4月7日 のTwitterで仲値の話をされており「ONとTNで7.5銭くらい前倒しする」と書いてあったのですが、「ONとTN」の意味を教えて頂けませんか?
TNはTomorrow Nextの略で明日から明後日を意味する。
本来、2営業日後に受け渡しされる通貨をスワップにより当日ものに引き直す時に使う。
為替取引では、取引きした通貨は2営業日後にセトル(注)される。(休日はカウントしない)
例えば、4/10にドルを売って円を買ったとする。すると4/12の東京マーケットの時間帯に自分の口座に円が入ってきて、ニューヨークマーケットの時間帯にドルが出て行く。
そのため、今日やるものに関しては、4/12に受け渡しする玉を当日ものに引き直さないといけない。
4/12のスポット部分をトモネクスト(Tomorrow Next)というスワップを使って4/11ものに前倒しする。次に、それをovernightというスワップを使って、4/10の当日ものにする。
仲値というのは、基本、2営業日後ではなく、当日に受払をする。
仲値を決める時に使った、4/12付けのスポットレートを仲値ベースという。これに対し当日ものに引き直したものを仲値という。
これについては、1回、ネットなどで調べてほしい。
社長のお話に、一部、自分で調べた事を補完して記事にしています。
YouTubeタイムスタンプ 00:53
IMMのネットポジション
3/28、ドル円はネットで54,000枚のショートがあった。それが、4/4現在、57,000枚なので、3,000枚ほどポジションが増えている。
傾きが10万枚を超えると反転する可能性が高い。5万枚くらいだとポジションが解消に向かうのか、積み増しに向かうのかハッキリわからない。
YouTubeタイムスタンプ 49:48
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