2023.5.4のJFX LIVE(YouTube)を抜粋しました。今回は、逆指値でのポジション作成についての解説をしています。短期予想は鮮度が命なので取り上げていません。なお、YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。
逆指値でポジション作成
リスナーさん
コツコツ増やせていましたが、ドカンで元の木阿弥になりました。コツコツドカンで結局損するなら、コツコツの部分を逆指値にして、逆コツコツドカンを試してみようと考えていますが、この発想は単純過ぎますか?
良いと思う。売り逆指値の例は以下の通り。
- 上げて高値をトライしに行ったが失敗
- 200日移動平均線を割込み上昇トレンドチャネルの中に入ってくる
- 直近と1日前の安値を見て切れたら下落しそうなところをチェック
- 136.10円(1日前の安値近辺)又は136円割れに逆指値を入れる
- イフダン(IFD)注文(注1)で136.35円又は136.40円に必ず損切を入れる
エントリー回数は少ないが、ボラティリティが高くなってくると、あるポイントを抜けてドカーンと落ちた時に全部取れるパターンになる。
反対に買い逆指値の例としては、直近高値超えに逆指値の買いを入れて、135円を割れて134.95円ぐらいで損切するのもあり。
- 突き抜けたけど、落ちずに戻してきたら止める。
- 抜けたけど、走らずに落ちてきたら止める。
上記のように、ストップロスを置いておけばありだと思う。
あと、私が売買方針(注2)で損切を置いているポイントのちょっと離れたところに逆指値を入れている方達がいらした。「小林さんが損切すると言っているポイントを抜けると結構走る」とおっしゃっていた。どのような使い方をして頂いても良いと思う。
(注1)イフダン(IFD)注文とは、新規注文と、その注文が約定してできたポジションに対する決済注文を同時に出す注文方法のこと。上記の場合は、136.10円で売りポジションを作成し、136.35円で損切するのを同時に注文する。なお、ポジション作成、損切、利食いを同時に注文したい場合は、IFO注文にする。
(注2)小林社長は、毎日、Twitter等で為替の売買方針を発信している。(小林社長のTwitter)
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