2023.5.22のJFX LIVE(YouTube)を抜粋しました。今回は、売買方針の作成方法、トレンドの判断方法、水平線以外で損切が出る例の解説をしています。短期予想は鮮度が命なので取り上げていません。なお、YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。
売買方針の作成方法
売買方針を作成するにあたって、朝一に相場を見る時はどんな感じで見られていますか?買いか売りで入るかどのように判断されていますか?
基本的には、まず日足、次に時間足のチャートを見る。
例えば、今日(5/22)の日足のロウソク足がない状態の時に、5/19(金)の陰線だけを見て、200日移動平均線を割込むかどうかはわからない。そのため、朝一番に飛びつき買いはできないので、どこまで下がるか様子を見る。137.50円が割れるか、特に137.43円が割れたら一瞬、投げが入りそうなので買いは待つ。ただ、137.50円が割れないのなら、137.55円は買いというイメージを持って相場に臨む。
次に時間足を見る。5/19(金)は、パウエル議長やイエレンさんの発言があって暴落した後に、138.10円台をやって、137円台でクローズしている。
次に、ここからは、どこまで下がるかを見てみたい。直近安値が137.42円、137.38円、137.29円なので、137.20円を割ってきたら明らかにロングは取れない状態だと思う。
ただ、90時間移動平均線と一目均衡表の雲の下限(137.50円)できれいに止めたので、1回は押し目を買ってみたい。上がり切れなかったが、138円台、特に138.25-30円を超えれば雲を抜けるので、今晩は、どちらかと言ったら上サイドではないか。
米国の債務上限問題がハッキリしない状態なので、海外勢はニュース待ちなのかなという気もしている。
YouTubeタイムスタンプ 15:33
トレンドの判断方法
日足でサポートライン、レジスタンスライン、チャネル(トレンドライン)が引けるかどうか見る。加えて移動平均線との兼ね合い。
少なくとも日足や4時間足(60分足)でやるべきもので、5分足や1分足でやる必要はまったくない。トレンドは長めのものから短めのものを見ていく必要がある。
チャネルは、一番安値から次の安値に向かってトレンドラインを作り、そこから平行線を引く。もしかしたら、もう1本引いている人もいるかもしれない。この場合の次の上値のターゲットは、139.50円台ぐらいになる。
基本的にチャネルの上辺は、下落トレンドの最後の戻り高値から引くケースが多い。1回戻ってドーンと落ちたところなので、一番目に付くポイントだと思う。
あとは、151.95円と127.219円のフィボナッチを引くと、139.60円くらいが半値になるので意識する。
また、水平線を引いて、それを抜ければ更にそちらの方向に進むパターンになる。
このような形でトレンドを見ると一番良いと思う。
水平線以外で損切が出る例
ドル円スキャルピングで「損切りが出る方向へのエントリー」を心掛けていますが、なかなかうまくいきません。「損切りが出る方向」の一例として、「水平線を越えた時の順張りエントリー」があるかと思いますが、他にどういったケースがあるのでしょうか。
マーケットの根っこのポジションがどちらに傾いているかを知っておくのは非常に重要。
前回、アメリカの地銀の話で大暴落した。ずっと売り続けてダメで、切りつつさらに引っ張って、引っ張って、200日移動平均線を超えて切り始める形になった。これは、マーケットがショートになっているから、戻り高値を抜けた瞬間にストップが出るわけ。
もし、ロングに傾いていたら、ポイントを抜けても大きく上に跳ねるのではなく、戻り売りをしようと思う人間が多ければ戻らないパターンになる。
YouTubeタイムスタンプ 29:21
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