2023.6.22~29のJFX LIVE(YouTube)を抜粋しました。今回は、両建てはしない、傾きを考えポジションを持つ水準、高勝率のエントリーポイントについての解説をしています。短期予想は鮮度が命なので取り上げていません。なお、YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。
両建てはしない
ドル円133円ショートを両建てして持っています。買いを外すのはいつが良いでしょうか?
両建ては損が出ていないだけで損切と一緒。スプレッドが大きく開いた時に、両方ストップにはまる可能性もある。
両建を外すのは難しい。ダメだと思った時に30銭くらいで両建てをする人がいるが、切った方が良いと思う。
両建てとは、例えば買いを持っていて、それを全部ヘッジすることをいう。一方、レスキューオペは、売っている時に利食えるものを利食って、益を出しながら、再度売り直すことをいう。両建ては基本的にしない。それなら切ってしまう。
傾きを考えポジションを持つ水準
1分足のドル円チャートを使って具体的に説明
- 夕方4時くらいから143.50-40円台で買っている
- 1回、143.30円を割れて一瞬143.20円まで突っ込んだ後、すぐに143.30円台に戻っている。ここは、ショートの利食いも入るし、多分、純粋なロングもあったと思う。
- 上記で買っていた人は、143円が割れたら投げる
- 143.05-143.00円以下で買っている人は、143.22円で利食えている
- 揉んだ後、143.00円ちょうどが割れない
- その後、徐々に下値が切り上がっている
- 143.25-30円が重いが、143.30-35円を抜けると損切が出ると思う。
押しを買うのならもう少し押しを待ってから買うか、もしくは、143.30円を超えて143.35円を抜けるのを期待してロングを取るかどちらかだと思う。
ズルズル下がっている時、買いたい人はみんな買えるが、売りたい人は戻りを待つため、マーケットがロングになる。
反対に、下値、上値を切り上げるじり高の時はショートに傾きやすい。(これに実需や資本の動きが入るので、毎回そうなるとは言い切れないが)
特に、アジア時間は、上がっていく相場はショートに、下がっていく相場はロングになりやすい。
YouTubeタイムスタンプ 1:02:30
高勝率のエントリーポイント
簡単なエントリーポイントをチャート上で具体的に説明する。一番勝率が高いのは以下の4の直近高値を超えたところ。
- トレンドチャネルを引く
- 何度か止まっているポイントを抜けてくる(ここでは買わない)
- 次に落ちたところでそれまでの抵抗線がサポートラインに切り替わる
- 直近高値の水平線を超えたところで買う
なお、下図の水平線を超えたところも売買ポイントとなる。
YouTubeタイムスタンプ 47:07
コメント