JFX LIVE 23.7.10~20 勝つ人・負ける人の共通点

JFX LIVE 切り抜き
この記事は約5分で読めます。

2023.7.10・17・20のJFX LIVE(YouTube)を抜粋しました。今回は、勝つ人・負ける人の共通点、オプション(OP)の防戦売りはなくなる事あり等についての解説をしています。短期予想は鮮度が命なので取り上げていません。なお、YouTubeのタイムスタンプ(再生開始時間)からJFXの動画にジャンプします。

BBの3シグマで売りはダメ

リスナーさん

売りのエントリーポイントは、ボリンジャーバンド(BB)の3シグマとか見ていますか?

ボリンジャーバンドの3シグマは売りのポイントではないと思っている。3シグマというのは、利食いのポイントにはなるが、売りのポイントにはならない

YouTubeタイムスタンプ 10:12

 

ナンピンより買い上がりが大事

買ってズルズル下がるところをナンピンしていくことを買い下がりという。買い上がりは、買ったところよりもさらに高いところを買っていく。

買い上がりは攻めで、買い下がりは受け身なので、本来は買い上がった方が良い。買い下がりは、そこで止まらずにさらに落ちたら全部切らされる。買い上がりは、さらに吹き上がれば収益に全部乗る。特に、高値を超したら買ってみるという発想がすごく大事

YouTubeタイムスタンプ 23:06

 

勝つ人・負ける人の共通点

勝つ人の共通点

  • チャート(テクニカル)の勉強をしっかりしている
  • マーケットを見ている時間が長い(過ごす時間が長ければ長いほどマーケットのスクリーンが語りかけてくれることが多くなる)
  • 取れるところを取って、わからないところはやらない等、メリハリを付けている
  • 負けた時に冷静になって仕切り直しが出来る

負ける人の共通点

  • 感情的なディール(売買)が多い
  • 自分がなぜ負けたのかを分析できないで、同じことをやる

負けた分を取り返そうという気持ちは大事。負けの1/3~1/4を上手く取り返せたらもう1回張る。一発で取り返そうと思うとかなり高い確率で連敗するので、無謀なポジションの取り方に繋がらないようにする。

私は、何度も止まっているから買うとか、防戦で止められているから売るというのはあまりやらない。3度目に下に抜けたら、そこを一緒になって売ってみる方が活発な動きで面白い。逆指値の考え方。

YouTubeタイムスタンプ 32:28

オプション(OP)取引について

ニャフェット

オプション(OP)取引についてご存じない方は、先に下記の記事を読んだ方がわかりやすいと思います

OPの防戦売りはなくなる事あり

オプション(OP)の防戦売りについて。

140円をもう一回攻めに行った時に、ファイヤーの手前であれば、たぶん、防戦売りが出てくると思う。しかし、いつまでもそれがあると思わない方が良い

過去、何度もバンク・オブ・チャイナが大量の金額でエキゾチックのノックアウトオプションをやって、そのほとんどにノックアウトが付いた。

ただ、一発ではない。ノックアウト価格の手前で売って買い戻すというオペレーションを繰り返すことにより、支払ったプレミアム(オプション料)以上に儲ければ、もう、やられはなくなる

そして、次は、ヤバそうという時がある。負けるということは、逆に吹き上がって自分がショートで捕まるということ。この時、ノックアウト価格に近づいてきて、マーケットが「きっと、あいつは防戦売りをするだろう」と思っている最中に、突然、売りを外して買ってしまう。要するに、自分で140円のノックアウトを付けに行ってしまうということ。オプションは消えるが、その前に十分儲かっているので問題ない。

140円を抜けないと思っている人間は、そこを超えた瞬間に損切する。他の人がオプション手前で売ったのを確認してから、140.15円くらいまで買い上げて完全にストップを付ける。慌ててみんなが買ってきたところで、今度は、自分がガーンと売って逃げる。座して死を待つくらいなら利用してやろうという感じ。

逆に、3~4回目くらいで、ノックアウト価格に近づかないでズルズル落ちてしまう場合(ノックアウトを付けに行こうとした人間が大負して撤退した時)は、140円が付かないこともある。

このような訳で、いつまでも防戦売りがあると思わない方がよい。

YouTubeタイムスタンプ 21:18

OPのプットかコールかの推察方法

fxwaveが毎日、オプション(OP)のオーダー状況を出している。そこで、昨日ニューヨーククローズであったオーダーと、一昨日ニューヨーククローズであったオーダーを比べてみる。満期でなくなっていくものを除いて、一昨日にあったオーダーが期日前に突然なくなるケースはなく、増えるケースがほとんど。そのため、昨日の値動きを見てプットかコールか判断する。

例えば、139円台で推移している時に141円のオプションができたとする。これはドルを買う権利(コール)でしかありえない。なぜなら、141円でドルを売る権利(プット)なんて、プレミアムがめちゃくちゃ高くなるから。

このように、毎日、オーダーがいくらの時にどこに増えたかを確認することで、プットかコールかを推察する。

なるべくオプション料(プレミアム)を安くしたいから、ストライクというのは、現状よりも高いコールか安いプットを買うのが一般的。これをアウト・オブ・ザ・マネーという。ストライクが3~4円とかなり離れているものもあり、それは、オプション料がものすごく安い。

YouTubeタイムスタンプ 1:12:24 1:17:25

 

JFXは、毎週、月・木の18:00からYouTubeでライブ配信をしています。解説の小林社長は、億トレーダーからも絶大な信頼を寄せられており、FXの神様みたいな方です。視聴者からの質問にも丁寧に答えて下さいますので、個人的には有料級の内容だと思っています。なお、この切り抜きは小林社長の許可を得て記事にしています。
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